非常事態に対する諸外国と日本の温度差

世界中がコロナウィルスのために非常事態です。一足早く中国と韓国が収束しつつあるようですが、まだまだ油断のならない状況でしょう。比較したくはないのですが、外国のきっぱりとした外出禁止令と、日本の外出自粛に、かなりの差を感じてしまうのです。

中国、武漢が大胆な都市封鎖(ロックダウン)を行いました。交通の遮断を行い、都市に入れない、都市から出さない政策を徹底的に行ったのが功を奏して、収束に向かっています。

翻って、日本は政治家が責任を取りたくないためか、医療崩壊がすでに起きているこの期に及んでも、外出自粛という「お願い」を続けていることに何やら憤りを感じるのです。罰則付きの禁止令にしないとダメでしょう。

鉄道や高速道路は封鎖されずどこでも自由に行き放題、先週は江ノ島に多くの観光客が訪れたと聞きます。これでは今まで通り平時と変わらない風景です。

筆者はもともと出歩くタイプではないので、遊びに行きたい衝動はそれほど感じません。アクティブな人は自分一人くらい出歩いても大丈夫だと、変な自信を持っているのでしょう。コロナの潜伏期間は非常に長いので、今人々が行動した結果が現れるのは2週間から1ヶ月後です。その頃には東京の感染者は4桁になっているでしょう。

中国の武漢が都市封鎖を行った結果が出ているのが現在です。外国のメディアからは、東京は(日本は)手遅れだと断じられていました。

日本人はなぜ成功例に学ばないのでしょう。科学技術などと違って、コロナの対策は万国共通です。

中国や韓国の真似をするのが嫌なのでしょうか。真似したっていいじゃありませんか。むしろ真似するべきです。それが人間のためです。日本の政治のシステムは急場に用が足りません。学校の休講や、公共施設の閉鎖によって収入を断たれた人たちは、呑気な手続きを待っていられません。いますぐ現金による支援が必要です。

布マスク二枚配布すると言ってましたね。これも大概バカにしてると思いますが、少しづつ届いているらしいです。変色していたり、髪の毛が混入していたり、虫が混入していたりと、なかなかトラブルに見舞われているようです。安倍総理は、市井の人々の声を聞いたことがないのでしょうか。まあ・・・聞いていないからこそ、間抜けな政策を次々と打ち出して来るんでしょう。30万円の給付が、現れてはたち消え、今度は国民一人当たり10万円の給付だそうです。

子供がずっと家にいて、頼みの給食がなくなったシングルマザーの人が、自分の食を削っているとのニュースもありました。10万円では焼け石に水のような感はありますが、ないよりマシです。是非ともすぐに実行して欲しいです。

日本はすぐにでも都市封鎖するべきだと、外国から言われています。本当なら2月くらいのうちにとっくの昔にやっておくべきだったとも言われています。日本の政治家が責任の所在を他者に(つまり国民に)持って行きたいがための自粛お願いです。筆者の子供も、感染に怯えながら通勤しています。政府や自治体が本当に接触を避けろというなら、鉄道を止めなきゃならないと思いますよ。武漢の成功例があるのだから、2ヶ月我慢すれば収束するならいくらでも我慢する。ダラダラの我慢を強いられたあとでの我慢は相当にきついのです。

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