Cookieのこと
食べるクッキーじゃありません。
美味しそうですけどね。
Cookieの正体は、ただのテキストファイルです。WEBサイトにアクセスすると、Cookieと呼ばれるテキストファイルを相手サーバーに送ります。これのおかげでユーザー情報を特定され、そのサイトに二度目に訪れた時に早くアクセスできたり、ネットで買い物した時などに、途中でよそのサイトに移ってしまっても、買い物カゴの中はそのまま保全されているのです。自分もネットで買い物しますのでCookieの恩恵に預かっています。
Cookieには二種類あって、バニラ味とココア味・・・じゃない
ファーストパーティとサードパーティーの二種類です。
前述のCookieは、ファーストパーティーのCookieです。
もう一つはサードパーティーCookieです。これはちょっと説明が難しいのですが、ざっくり言うと、自分が訪れたサイト以外で付与されるデータです。つまり、「桃太郎」と言うサイトしか訪れていないのに、「金太郎」と言うサイトが自分の情報を知っていて、「金太郎」サイトがやたらに自分のところの商品を宣伝してくるというものです。
なぜこんなことが起こるかというと、サードパーティーCookieはサイトのトラッキング(ページの遷移)を追える、ユーザーがどのようにネットサーフィンしているかわかってしまうんですね。つまり、横のつながりを持っているんです。
見たことがあるでしょうか。「当ウェブサイトを快適にご利用いただくため、クッキーを利用しています。」
承諾する・拒否するボタンがあるケース、OKのボタンしかないケース、「見続けていることで承諾したとみなします」の表示。
ファーストパーティについては、ネットを利用する上で仕方ないことです。これがなければ、ネットはかなり不自由になります。
ファースト(第一)とサード(第三)があって、セカンド(第二)がないとおっしゃいますか?
セカンドパーティーというモノはありません。言ってみれば「自分自身」ということになりますかねえ・・・
全てのサイトが個人情報を適切に扱ってくれるとは限りません。サードパーティーCookieをブロックする方法があります。
ブラウザで設定できます。どのブラウザも基本設定から入ります。InternetExplorerは、インターネットオプションから入るようです。
私の基本使いのブラウザはSafariです。このSafariはサードパーティーのCookieはデフォルトでブロックしています。Chromeを使うこともあるので、サードパーティーCookieのブロックと、ブラウザを閉じた後に「クッキーを削除する」設定にしています。増え続けるパスワードは、パスワードマネジャーに覚えてもらっています。