ブログを作った後
ブログを作って、デザインをあれこれ選んで、大筋ができたとします。
陥りやすいのが、ブログを作っただけで満足してしまい、それっきりになることです。
遠足の日を指折り数えてワクワクしている子供が、しおりに書いてあるものをまとめ、
おやつを厳選し、前日に忘れ物はないかとドキドキしながら床についたのに、当日になると
ドキドキは次第に消え失せ、中盤に差し掛かる頃にはすっかり冷めて通常モードになっている。
言い方は悪いですけど、「遠足は行くまでが楽しい」現象が、ブログにもどうやらあるみたいです。
ブログを作ることだけに注力して、やりたかった気持ちが冷めてしまっては残念です。
そうならないためにも、三つのことに視点をおきましょう。
あなたのことは誰も知らない
当たり前のことですが、検索でたどり着く人は記事を書く人のことなど何も知りません。
ですから、身分を明かす必要などありませんが、読者が想像できるようなプロフィールを名乗っておきましょう。ニックネームでいいのです。「おじさんです」「おばさんです」「ママです」などの属性だけでも一向に構わないのです。
自分はなぜブログをやりたいのか
何をやりたいかは人それぞれです。
津々浦々で撮影した自慢の写真をブログにのせたい。
これまで行った旅先での出来事を書きたい。
特段に何もなくても、若い人より歳を重ねている分、知恵袋的な存在になりたい。
何気ない日々の嬉しかったことを語りたい。
人のためになることを発信したい。世の中に意見したい。
自分は何者なのか
何を語るにしても、自分のことをよく知らなければなりません。
得意なものは何か。何が好きなのか。
ちょっと変わった趣味を持っているとか。
占いにハマってるとか、見かけによらずゲームが好きとか。
美術館巡りが好き、ドライブが好き、ハンドメイドが好き、天体が好き。
その好きなものを、「アツく語る」のがブログです。
特別な文章力などいりません。
文章も、普通の口語体、つまりしゃべり言葉で構わないのです。
自分なんか・・・という変な遠慮は捨てて、ドヤ顔で語りましょう。
仮に二つの記事があったとしましょう。
- 完璧でそつがなく、理路整然と語られた、論文のような文章。
- なんだかいい加減な感じがするけど、自分の好きなことが「アツく」語られている文章。
どっちが読む気がするでしょうか。
読者は情報を求めて検索してきます。
拙いけれど「アツく」語られた記事は読まれると思うのです。
検索した方も、情報の取捨選択をするのですから、記事の責任を取ることはありません。
ブログを開設したら、当分は頑張って続けて記事を書きましょう。