10連休の間に「令和」になる

「昭和」から「平成」になったとき、私はある企業で事務職兼オペレーターをやっていました。当時の今上天皇は危篤になったり、容体が安定したりを繰り返し、昭和64年の初頭に崩御となりました。1月7日のことです。

昭和64年はたったの7日だったわけです。昭和から平成にかけて、テレビ番組は天皇陛下の追悼一色で、番組が通常モードになったのはいいかげん経った頃です。ちょうど、東日本大震災のときに、ACのコマーシャルを各局がエンドレスで流していたときと同じようでした。私も若かったので、「テレビがつまんない!」と悪態をついていました。天皇陛下の臣民らしからぬ振る舞いでした。

今上天皇が崩御で代替わりするわけですから、何とも重苦しい空気が日本中に漂っていたのです。

今回の改元は、今上天皇の「退位」によるものですから、喜ばしいというか、おめでたい雰囲気があります。新しい元号「令和」もまだ見慣れてないせいか、なんだかよその人というイメージがありますが、そのうちしっくりと定着するのでしょう。

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